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 宗教の聖地エルサレム
  10/9
  2011
イスラエル / エルサレム
 
どーも、ボクです。

無事「NOスタンプ」でイスラエルに入国できました。

パスポートにイスラエルの入国スタンプを押されると

もれなく周辺のイスラエルと敵対する国に入国できなくなるというオマケが付いてきます。

それは避けたい。

なので別の紙に押してもらうようにお願いする。

運が悪いと「NOスタンプ」と言っても押されてしまうことがあるので

正直、前日からドキドキしてました。

どんな質問攻めにあうのか。

噂では少しでも変なことを言ってしまうと

別室に連れて行かれてしまうとか。

でも無事に突破!イエイ!

なので早速、首都エルサレムの旧市街を歩いてきました。

エルサレムの旧市街には3つのBIG宗教の聖地があります。


【キリスト教の聖地 : 聖墳墓教会】





キリストが十字架にかけられて処刑されたというのは有名な話し。

キリストが処刑の判決を言い渡され

十字架を背負いながら歩いた道がここにはある。

一見普通の道だけど、ここを何度もつまづきながら

人々の目にさらされ歩いたらしい。

そんなキリストがたどり着き処刑された場所がここ。


【イスラム教の聖地 : 岩のドーム】





イスラム教の神の使徒ムハンマドが昇天したとされる岩があるという黄金のドーム。

ムスリム以外は立ち入り禁止で観光客のボクたちは入れなかった。


【ユダヤ教の聖地 : 嘆きの壁】





この壁は、かつてあったユダヤ教の神殿の外壁の一部。

神殿自体は破壊されてしまったので今残っているのはこの壁だけ。

だからユダヤ人はこの壁に対してその再建を祈ってこの壁に対してなげき

そして、祈りを捧げている。

しかも今、その神殿の跡地に建っているのがイスラム教の聖地岩のドーム。

そりぁもめるよ。





ここでは少し歩くだけで

ユダヤ人ともクリスチャンともムスリムともすれ違う。

エルサレムはそんな不思議の街。

今までにない感覚だ。

嘆きの壁で嘆いてるユダヤ人のすぐ近くで

ムスリムやクリスチャンがそれぞれの聖地でお祈りをしてる。

異常な光景だよね。

だからこそ長い間争いが絶えないんだろうけど。

もみ上げが長くて

全身真っ黒の服を着て

黒いハットをかぶってる

正統派のユダヤ教徒。





初めて見た。

ホント不思議。







宗教ってなんだろうね。






ユダヤ人であるイエスキリストは

イスラエルで生まれて

新たな宗教的教えを説いた。

一方、

そのキリストを処刑したユダヤ人はアラブ人にこの地を奪われ世界へ離散。

キリストが死んだ後

ヨーロッパの間で急速に広まったキリスト教と

中東に広がったイスラム教。

対照的に世界各地で迫害を受けてきたユダヤ人。

ユダヤ人といって思いつくのは



「アウシュビッツ強制収容所」

「ナチス」

「ヒトラー」

「人種差別」

「迫害」

「虐殺」




どれもこれも暗く血なまぐさい陰惨なものばかりだよね。

ユダヤ教とキリスト教は

ともに旧約聖書を聖典とする同根の宗教なのに。

そして現在、

迫害を逃れたユダヤ人が作った念願のユダヤ国家イスラエルで

パレスチナに住むアラブ人を迫害している。







宗教ってなんだろうね。







救いの神であるはずが

それが原因で人間同士殺し合いをする。

人が人である以上、好んで殺し合うことはないと思う。

でも彼らは



「人を殺すのは間違っている」



という正論で解決できる世界には生きていない。

彼らは迫害と虐殺の被害者であり

同時に加害者でもあるんだ。

イスラエルという国の歴史は本当に複雑で

解決方法なんてあるのかな。

って、勉強不足のボクには思えてしまう。

もし本当に神がいるとしたら

今の状況を一体どう見てみているのだろう。


 LOVE AND PEACE
  10/10
  2011
イスラエル / ベツレヘム
 
どーも、ボクです。

首都エルサレムからバスで30分。

「ベツレヘム」という街にやってきました。

ここにはキリストが生まれた「聖誕教会」があります。





教会の中にある小さな洞窟。

ここでキリストは生まれたらしい。

でもあくまで「らしい」というだけで

実際は定かじゃないんだよね。

それともうひとつ。

ここはパレスチナ自治区でもあります。







「パレスチナ自治区」







一度は聞いたことある名前だと思う。

ほとんどの人のイメージは



パレスチナ自治区 = 自爆テロ → 危険



ボクだってそう。

パレスチナ自治区とは

イスラエルという国が出来る前からここに住んでた先住民の土地のこと。

今ではこの国に住むほとんどの人種がユダヤ人。

でも、そのユダヤ人国家イスラエルが出来る前は

多くのアラブ人もこの土地で生活していた。

けど今では、パレスチナ自治区を取り囲む

壁の中に追いやられて生活している。

そんな状況だから、パレスチナの人々は

この国がイスラエルだということを認めていない。

ここはパレスチナだ!と。

イスラエルには

こういうパレスチナ自治区が何ヶ所かあって

よく日本のメディアで取り上げられてたのは

その中のひとつガザ地区っていう場所。

パレスチナはイスラエルの攻撃によって

日々その土地を奪われたり、家族を殺されたりしてる。

そりゃ怒るよ。

でもイスラエル軍はお金もあるし軍も強いから

パレスチナが反撃するのは自爆テロしかないんだよね。

だからテロは起こる。

ボクだって家族や友人が殺されて

住んでた場所すら奪われて

反撃する手段がテロしかなかったらそうするかもしれないよ。

だから、パレスチナの過激派による

イスラエルへのテロ活動がたまに行われてる。

これが日本でもニュースで流れてるってわけ。

結果、自爆テロを防ぐ為にはこんな壁を作るしかなかったんだな。イスラエルは。

前回の日記も含めて考えるとさ

なんかさ

いろいろな事が矛盾してるよね。







人と人が生活するのに壁なんかいらない。







早くそんな壁なんてなくなっちゃえばいいのに。

ベツヘレムはね、その壁の中にも入れる場所。

最初そこにも行こうと思ってベツヘレムに行ったんだけど、

でも辞めた。

そこは世界遺産でも歴史博物館でもない。

現在進行形の場所。

見世物じゃない。

それにボクがそこに行ったところであまりにも無力すぎる。

パレスチナ自治区でボクにできることは何ひとつないよ。

そう思ったから行くの辞めた。

でも今泊ってる宿

「イブラヒムピースハウス」のイブラヒムというおじいちゃんは

パレスチナとイスラエルの平和的解決のために活動をしている凄い人。

世界一難しいと言われている問題に立ち向かってる人。

パスポートを持っていないのに世界各国へ招待されて、公演活動を行ってる。

来年の4月に日本にも来るんだって。

パスポート持ってないのにw

それにイブラヒムさんは

世界中の人に泊まる場所と食事を提供してくれる。

宿代も食事も全て無料。

資金はすべて宿泊者の寄付でまかなわれてるんだよね。

でも実際は赤字なんだって。

借金してまでここを続けてる。

ここにもいたよ。

マザーテレサのように自分の身を削ってまであかの他人を助けてる人

家族でもないのにこんなにも見返りを求めない愛を与えてくれる人をボクは知らない。

そんなイブラヒムさんの口癖は





WELCOME!





Fooooooooood!





Eaaaaaaaaaat!!





コレ食べてもいいの?

って聞いたらイブラヒムさんは



「何を言っている。

 ここにあるものは全てお前のモノだ。

 そんなこと聞かずに自由に食べればいい。」



だって。

ここで生活してると

困っている人に手を差し伸べられる人間でありたいと、強く思う。

世界を変えるような大きなことは出来ないけど

まずは自分にもできること。

身近な人への思いやりから。





 旅人の死
  10/11
  2011
イスラエル / エルサレム
 
ある旅人夫婦が亡くなりました。

死因は



マラリア



アフリカで感染して

南米で発症

そしてボリビア、ラパスで息を引き取ったそうです。

ボクは直接2人にお会いしたことはありませんが

旅をしている人にはとても有名な夫婦。



タビロック☆夫婦で世界一周しよっ♪♪



お二人はボクたちより1年も前に旅を始め

ボクはこのブログを日本にいるときからチェックしてました。

そう、お二人が旅を始めた時から。

だから一方的だけどとても身近な人に感じてた。

30歳を超えて

一度全てを投げ捨てて旅に出た勇気と覚悟。

ボクはよく分かります。

学生の世界一周とは違う。

地元も近いし歳も近い。

だからこそお二人に会いたかった。

会って旅の経緯や切欠、旅への思いについて語り合いたかった。

旅を続ける限りどこかで会えると思ってた。

でももうそれもできない。

最初その訃報を聞いた時

信じられないのと信じたくないのと

なにがなんだか分からなかった。

だからネットで調べまくった。

けど、どれを見ても内容は同じ。

リアリティなんてなかった。

2人は1週間も40度近くの高熱が出てたのに

それを高山病だと思ってたらしい。

旅慣れた夫婦でさえ判断を誤った。

旅に出ると、お金の問題やスケジュールの問題。

よりワクワクする地へ

より未知なる国へ。

そいう様々な理由からどうしても判断が鈍ってしまう。

まぁ大丈夫だろうと。

今回の件は今旅をしてる人にとって

またこれから旅をしようとしてる人にとっての戒めになると思う。

2人の死を無駄にしてはいけない。

生きて帰ってこそ意味があるんだよ。旅は。

無念だっただろう。

2人の亡くなった時の状況を知れば知るほど心が痛むよ。

2人のブログに助けられたこともあった。

お2人のご冥福をお祈り致します。

次の日記

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